– aqubi

Miscellany / 古川麦 (2023)

aqubiの両名で古川麦さんの作品に参加しました。かつてイベントでGreen Turquoiseをかけてくれた友達と「古川麦は日本のミナス」と酔っ払っいながらはしゃいだのを昨日のことのように思い出します。この作品もとってもミナス（概念）。ため息の出るような、美しい音楽です。エレキギターMasatomo Yoshizawaさん（YOUR SONG IS GOOD）、パーカッション高良真剣、トロンボーン青木タイセイさん、クラリネットPablo Amilcar Alvarezが参加。杉本とわたしはM4 Platero以外の楽曲に参加しています。詳細なクレジットはBandcampへどうぞ。

raise: manusya / kent watari (2023)

watariくんから「アルバムを6枚、同時にリリースしようと思って」と最初に聴いた時はまさかそれを本当にやってのけるなんて思っていませんでした。「六道」をテーマにした6つの「raise」のうち、人間道を表す「manusya」に参加しています。普段のaqubiとは異なるビートの組み立て方、音の作りが新鮮でした。raiseについてはこちらで詳しく語られています。

Vocal, Lyrics: 児玉真吏奈(tr.1), yuukitakami(tr.4), 君島大空(tr.11)
Guitar, Co-Produce: Ichika Nito(tr.2)
Piano, Electronics: ryo sugimoto(tr.4)
Produce, Vocal, Lyrics, Mix, Mastering: kent watari
Cover Photo: comuramai

waltz (feat. takaramahaya) / aqubi (2022)

杉本がアップライトピアノを買ってしばらくの間は飯島商店にピアノを置かせてもらっていました。高良真剣にギターを弾いてもらって、エンジニア・上田大輔さんにお願いして録音を残した思い出の曲。いまはそのピアノは縁あって、ツバメスタジオに置かれています。写真はコムラマイが切り取ってくれた、あたたかく波打つピノの毛。デジタルリリースのみの作品です。

scenes / aqubi (2018)

aqubiで奮闘した記念すべき１枚。リリースに至るまでに2年近くの時間がかかったように思います。録音からマスタリングまで付き合ってくれた向啓介さんには感謝しかありません。高良真剣、小西遼という友人でもあり敬愛する音楽家に参加してもらうことができたのも、コムラマイにアートワークをお願いできたのも、すごく嬉しかった。数年経った今聴くと当時がありありと思い出され、とてもみずみずしく感じます。

words: yuukitakami, music: ryo sugimoto
M3 kalimba, djembe: takaramahaya
M7 sax, melodica：小西遼（CRCK/LCKS，象眠舎）

recording at Setagaya REC Studio　recording, mixing, mastering：向 啓介
photo: コムラマイ comuramai　design: takaramahaya
special thanks: kohei demachi(yoncha), makoto takikawa(高円寺U-hA), takeshi miyamoto

– solo

サーカスナイト / 明坂 武史 (2022)

タブラ奏者の明坂 武史の1stシングルに参加。リリースは2022年ですが実は歌を送ったのはそこから何年か前だったので、過去の自分からの手紙のような気持ちで聴いたのを覚えています。多くの人にとってそうであるようにわたしにとっても「サーカスナイト」は特別な曲です。一文字も無駄なことばがなく、それでいて少しも力まない七尾旅人さんの歌唱がすばらしいと改めて感じました。