うみの浮ぶこえ

ME:HOLIDAYS presents nijinohoshi vol.1
青葉市子&類家心平 うみの浮ぶこえ
at 音楽実験室 新世界
VJ 中山晃子 音響 zAK

いってきました。

開演直後のデュオセット。類家さんのラップトップから流れるノイズと、異国のことばと、叫ぶみたいなトランペットのうえで青葉さんがぽつりぽつりと朗読していた「この世に音楽がなかったらどんなに幸せだろう」、あれは類家さんのA world without venom creates its own poisonだったんですね。歌詞がありました

青葉さんがいなくなってから、類家さんソロ。もう無茶苦茶だった。良かった。すごいことになってました。あそこまで抽象的な音楽をトランペットを吹いてやる人がいるんだ。宇宙が出来ていくみたいだった。そして(わたしがあえて言う必要本当に意味ないですけど)楽器がうますぎて鳥肌がたちました。

青葉さんのソロは、なんだかそんなふうにされたら救われてしまう、というようなステージだった。すうっと吸い上げる息、ごくちいさいハミング、ガット弦が擦れる音、ひとつも聞き逃したくなくて、息をひそめて聴いていました。

そして最後に再びおふたりで。ここでも思った、類家さん楽器うますぎる。楽器のコントロールがすごい。(青葉さんの世界にすっと入っていくためにすごく小さい音をたくさん出すんだけれど、でも単純に小さい音ってわけでもないんだよなあ。呼気が多いというか。あの音のことなんて言うんだろう)「いきのこりぼくら」でやっぱりちょっと泣く。Smileもやってくれた。ふたりともときどき嬉しそうにニコッとしていて、こちらまで嬉しくなってしまう。素敵だった。本当に良い夜に居合わせました。

 

 

…と、ここまで音楽の話をしましたが、しかし昨日は中山晃子さんのVJが素晴らしかったことについても書いておかなくちゃいけない。映像が音楽とシンクロする瞬間に、何度心打たれたかわからない。あれを新世界で見られたのは本当に良い経験になった。宮内優里さんとのパフォーマンスがここで見られますオフィシャルサイトyoutubeにいくつか動画があるので興味がある方はぜひ見て下さい。

中山さんのウェブサイトに、”描いている絵をその場で画像解析し、その色彩によって音を変化させるカラーオルガンシステム “Fluid2wave”エンジニアと共に開発 “という興味深い文言が。これでしょうか。すごく生で見たい。